カテゴリー別アーカイブ: 読んだ本の感想

給食のおにいさんと私のスポットライト

29日から正月の4日までの~んびり
できるのは、たぶん今年が最後だろうから
毎日、あさ8時前までごろごろ寝ていました♡

年末に図書館で借りた本を読んだりして
思いっきり、ごろごろを堪能したお正月でした。

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給食のおにいさん。
遠藤彩見さんの小説。

私のスポットライト。
林真理子さん。

給食のおにいさんは、小学校給食が舞台。

私のスポットライトは、中学生のいとこ
2人が主人公の話です。

この2つ、全然関係ない話のように見えて
繋がってるなぁと思ったのは、いまどきの
子どものたちの心の狭さかな。

まっ、子どもは大人の鏡だから、子どもの
心が狭いってことは、今の大人の心が狭いってことよね。

保育園の園児たちは、嫌いなものや
苦手なものがあっても、保母さんに
「食べなさいっ」と言われると、泣き泣きでも
最後まで食べますが、小学校になったら
そんなに世の中、甘くないからねぇ

無理に食べさせようとしたら、虐待だと
訴えられたり、食べてる途中にうろうろしたり
食べ物を投げてみたり、反対に自分の
好きなものを奪ってみたり。

そんなことが書かれているこの本を
読んでいると、私、保育園の給食でよかった~
助かった~ありがたい~とつくづく感謝します。

親の顔が見てみたいわ!と憤っていたら
やっぱり、この親にしてこの子ありという
親なのよねぇ

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でも、そこで諦めていたら、小学校の
給食のおにいさんは務まらないのよ。

私のスポットライトの方は、いとこ同士の
中学1年生の女の子。

一人はふつうの目立たない女の子で、もう一人は
超かわゆくて、モデルにスカウトされ、あれよあれよと
言う間にタレントになっていく女の子。

今は、目立つとみんなからいじめられ、
目立たないようにしてても、いじめられと
ほんと、息苦しい学校になってるよね。

目立たないように、息をひそめて
中学生活を送っていた主人公彩希ちゃんが
学園祭で劇の主人公に選ばれてしまい、
すったもんだのあげく、感動的に
うまく成し遂げてしまう。

その時の感動が忘れられず、タレントに
なりたいのでなく、演劇を純粋に
勉強したいという思いから、子どもの
劇団に入る。

そこで、自分の居場所を見つける。

学校でどんなにいじめられても
学校以外に自分をのびのびさせる
場所がある子は、少々、困難があっても
それを乗り越えていけるんですよという
メッセージを送っている小説でした。

あまりに短くまとめたし、感動も何も
わからんようなまとめ方ですが。

これだけしか書いてないと、「じゃあ、私も
読んでみようかな」という氣もちにはなれんよね、、、

でも!

どっちも涙なしでは読めないので、ぜひ、
読んでみて!

私が涙もろすぎるのかもだけど。

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小学校でも、「ほんとにもおっ、こいつはっ!」と
ブチ切れそうな子どもでも、ちょっと方向を
修正してやったら、あらまぁ!この子にはこんなに
すばらしい面が隠れていたのねと、びっくりするくらい
子どもが変わって行くんですね。

その隠された磨かれていない原石を早く
見つけ出してあげてくださいと、学校の
先生にはお願いしたいです。

給食のおにいさんは、それをおいしい給食で
やってみせるのですが、私にはまだまだその域に
達していない自信があるので、、、、

料理の腕も磨かないといけないけど、人間性も
磨かなくては、、、

実はねぇ、林真理子さんのファンなのよ。

顔とか体型はまあ、ファンじゃないけど。

エッセイとか読んでいて、私よりちょっと
お姉さん世代なんですが、自分でじゃんじゃん
稼いで、じゃんじゃん好きなものを買いまくってという
思いっきりの良さが、かっこいい!と惚れ込んで
にわかファンになってます♪

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伊坂幸太郎さんの勝手に応援団

伊坂幸太郎さんって、知ってます?

知らない人は、ぜひ、本を読んでみて。

私のお勧めは、ゴールデンスランバーだけど
だいたい、どの本を選んでも、後悔しないから。

アンハッピーなというか、苦いものが心の中に
広がるような終わり方をする小説は、いやなのよ。

なにかこう、心がふわっと温かくなるような
本を読みたいじゃない。

伊坂幸太郎さんの小説は、いくつかの
意味不明なつながりがないような小話が
ちりばめられていて、最初、読んでいる時は
はっ?
なんで急に、話がこういう展開になるの?
さっきまで出演していた人たちはどこへ行った?

みたいな小説なんですが、段々と、進んでいくうちに
あの人とこの人がくっついて、関係あって、
ええ~!この場面にこの人が出てくるの?!
となって、全体が、にゃるほど~と、まとまるの。

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それがすごく上手で、人物の絡め方がおもしろい。

さすが、東北大学法学部の出身だから、頭の中が
めっちゃ賢いんだなと、あまりに短絡的な考え方を
する私は、めっちゃばかですよね。

語彙が少ない私は、伊坂幸太郎さんの小説の
面白さをみんなが納得できるように伝えられないのが
もどかしいんだけど、ほんとに、読んで損はないから。

話に出てくる突拍子もない主人公がいるのですが
その主人公のセリフもばかばかしく見えて、深い
真理が隠されているんです。

本を読む理由に損も得もないと思うけど、
人生を考えさせられるけど、重苦しい氣持ちに
ならないのは、伊坂さんの人徳かな~と
会ったこともないのに、想像してます。

写真を見ただけですが、とっても穏やかそうな方。

かと言って、年寄りじみてるんじゃなくて
好青年と言う言葉がぴったり。

今回読んだのは、サブマリン。

サブマリン [ 伊坂幸太郎 ]

少年犯罪がテーマでした。

実際の世の中でも少年犯罪は、どう処罰したらいいのか
人によって考え方がいろいろあるし、育った環境も
大きく影響するし、ほんと、むずかしい。

その困難なテーマをあほそうに見える家裁調査官、
陣内さんの枠にはまらない言動でくるんで、重いけど
重苦しくない小説に仕立ててあります。

ネタバレになるからあらすじを書かないのではなく、
面倒だから書かないだけですが、ぜひ、読んで!

私は図書館で借りたけど、このあと、9人が予約待ちと
なってるくらい、人気の本みたいですよ。

9人なんか少なすぎるじゃろ。
東野圭吾なんか、何十人と予約待ちになるんだから。
みんな、もっと、伊坂幸太郎を読んで!

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人に伊坂幸太郎を勧めるとき「ゴールデンスランバーがいいよ。
最後の最後の1ページが秀逸!」と言ってます。

そうそう、この人の小説にはセックス描写もほとんど
出て来ないから、子どもも一緒に読んでもいいと思うよ。

サブマリンの話は、完全にハッピーエンドではなかったけど
多分、ハッピーエンドになるんじゃないかと思わせるような
最後の1ページでした。

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絶対お勧めな五色の虹を読んでみてね

三浦英之のノンフィクション五色の虹を読みました。

みやざき中央新聞の社説で、紹介されていて
おもしろそうというか、ダイナミックな時代背景の
本のような氣がしたので、すぐに図書館へ、ゴー。

先の大戦のとき、満州という国があったのは
まあ、みなさん、ご存知ですよね。

五色の虹 [ 三浦英之 ]

日本の傀儡政権と言われてる満州。

そこに、日本、中国、韓国、モンゴル、ロシアから
優秀な人物を選抜して、寝食を共にして学ぶと言う
大学が設立されていたんです。

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知らんかったじゃろ~?

そんな事実、日本の中で知ってる方が不思議っていうくらい
戦後は、満州のことには、触れないほうがいい、知らないほうが
いいと言うことで、封印されてましたからね。

知らんかったじゃろと、えらそ~に書いてるけど
私もみやざき中央新聞に教えてもらって初めて知っただけ。

この大学の名前は、建国大学。

でも、敗戦を迎えたため、建国大学の資料はほとんど
焼き捨てられてしまい、卒業生も建国大学出身というのを
隠していたりで、闇に埋もれていたのです。

中国なんか特に扱いがひどく、(まあ予想着くけど)
思想犯罪者として自己批判を繰り返し強要され、まともな
職業にもつけず、悲惨な状況だった人が多かったようです。

唯一建国大学卒業生を優遇したのは、韓国。

頭脳は優秀、軍備にも詳しいんだから、ほんとなら
どの国でも政治だろうと経済だろうと立て直しを図ってくれる
人物なんだから、優遇したほうが国のためになるんだけど
戦犯である日本の、しかも満州の大学を出たと言うことで
冷遇されましたが、韓国は戦後の混乱を乗り切るためには
彼らの頭脳が必要とわかったので、国の中枢に迎え入れました。

韓国、意外と賢いじゃん~



満州って、農民がほとんどで、しかも極寒の国なので
肝心の農業ががたがたで、貧しい国なんですね。

その状況を建国大学生が見て、自分は卒業したら
この満州の農業を立て直して、国民を豊かにしたい!と
決意する人も多かったようです。

当時の日本では言論統制が行われてましたが
この建国大学では5つの民族の学生たちが自由に
討論していたし、図書館にもあらゆる分野の本があったそうです。

日本政府を批判する討論すら、ふつ~に行なっても
どこからもお叱りを受けなかったくらい、自由な雰囲気だったって。い

建国大学を創設した石原莞爾や辻正信は、日本とアメリカが
対峙する時が来るから、その時に備えて、アジアが協力して
団結できるように実験的に満州に建国大学を作ろうと思ったみたいです。

昔のと言っても、ほんの数十年まえだけど、日本人の世界観って
今とかなりスケールが違うね。

建国大学卒業生の聞き取り調査をしたのは、朝日新聞記者です。

中国が一番、難しかったようで、土壇場になって、インタビューの
場所が変更されたり、変更されるのはまだいいほうで、話が
中国政府の都合の悪い場面になると、付添人の電話が
ビビビ~~~と鳴りだし、インタビュー即中止!

その後、お礼の手紙を送っても当然、政府が没収。

インタビュー自体が中止になることもあって、ほんと
中国人の肝っ玉って、小さいよねぇ

いかに、中国政府が人に言えないような悪行を
積み重ねているかって見本みたいなもんよねぇ

戦後、シベリアで強制労働させられていた卒業生が
「故郷に病弱な妻や両親を残している」と泣いていた
男性の身代わりになり、名前を変えて、その男性を
先に日本へ帰国させ、自分は何年も後になって
やっと帰国したというエピソードもありました。

私の書き方が下手で、これだけ読んでも、ちっとも
感動しないけど、本を読むと、どば~と涙が出てきて
建国大学の教育は素晴らしかったんだなと感動しました。

まあ、もともと、優秀で人物もできた学生が試験に
合格したせいもあるのでしょうけど、それでも満州の
農民の幸せのために働きたいと思ったりするとか、
かつての日本人は他人のために必死に働くのは
普通だったのかも、、、?

この本、ほんと、すっごくいい!

五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後

第2次世界大戦とか満州とかのキーワードは、
それだけで日本の恥部みたいに思われているけど、
とんでもない間違いだと思いました。

かつての日本人が5つの民族の協和を真剣に
考えていたということを私たちは、もっと知って
今後の日本のあり方に生かしてもいいんじゃないかと。

まあねぇ、中国とか相手にするのは、骨折り損の
くたびれ儲けになりそうな氣もするけどねぇ

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